番外編2 TOKYO POP 走れアメリカンアクター野郎 レッズのセカンドアルバムのレコーディングが終わった頃だと思うがやっと初映画しかもアメリカ映画主演作品TOKYO POPのクランクインが決まりそうだった。 一説には相手役の女の子はまだ売れる前のジュリアロバーツだったりとか、ほぼ決まりかけてたのはマレッサトメイだとか、今じゃ大物の女優ばかりだったが、結局二転三転してアメリカでは有名なキャロル・バーネットの娘でしかもアメリカ版「積み木崩し」の不良娘と名が高いキャリーハミルトンに決まった。 「フェーム」のドラマ版に出てた時のビデオを見せてもらったけど身長もかなり高く突っ張った感じの娘だなあという印象を受けた。 その頃、事務所では「バラとワイン」の12インチシングルの発売が決まりてんやわんやだった。 実際この曲はもっと売れたかもしれないけど僕の映画撮影とダブってしまい、僕は迷わずにマンネリなシングルのプロモーション活動よりも映画撮影の方を選んだ。 「だって映画のために1年もかけてがんばってきたしこの先こんなチャンスが来るかは分からなかったしそれに刺激的だったからね。」 これも当時の事務所の社長の福田が、たぶん多くを望んでギャンブラー的な気持ちだったんだろうが、映画出演を強く後押ししてくれたのと、嫌々でも了承してくれたメンバーのお陰だ。 その後この経験によって僕はダイアモンドユカイを確立する自信にも繋がってその後レッズは弾けることができたんだと思う。 が、しかし僕の成長がバンドの解散を早めたのも一理あったかもしれない。 まあともかく、事はTOKYO POP、最高の役者達とスタッフに囲まれて無事クランクインした。 |